あれは確か・・・30代の前半、サラリーマンとしてノリノリでやっていたころ・・・、突如「ある気づき」がありました。その気づきが今の自分を作ってきたなあと感じるところがあり、
今日はそれを思い出して書いてみたいと思います。


当時は毎月家計簿をつける習慣があリました。

そして、記入しているときにわかったのは、
◎給料があがっても税金が増えていて手取りが増えていないこと。。。


これは、おかしくないか??と思って、色々調べていくと
私が住んでいる日本という国家には、どうやら《累進課税》という税金の仕組みがあって、給料があがればあがるほど税金が高くなる仕組みで運営されていて、国民は生きている(いかされている?)ことがわかりました。
それまで、そんなことはツユ知らずに、普通にサラリーマンをしてきたわけですが、どーも、カネがない、と思い、調べてみたわけです。
確かに、当時、自分からかなり年長で、この人偉いと思っていた先輩が始終、「カネがない〜」、とグチっていたことを思い出し、なるほどーと状況が符号したのを覚えています。
働けば働くほどトクをするのは、税金を収集するお国と安定した労働力が提供される会社であって、個人としては手取りは増えていかない。


誰それはエラくなってこうだ、とか、今や◎◎部長さんだ、とか、サラリーマンはアチコチでオハヤシしまくるのが、エチケットみたいなところがあります。
そういうポストを任されるようになった本人の努力は崇高かつ神聖なのですが、人生の基盤となるファイナンス状況とタイムマネージメントは、かなり痛みが生じていると思われました。
ましてや、オハヤシされまくって意味不明な万能感をもっているタイプから、頭ごなしに偉そうなことを言われると、「このおっさん、ヤキがまわっとるなー。」と内心思ってしまいました。
サラリーマンとして必要なスーツとかも高いし、付き合いの飲み代もバカにならない、また冠婚葬祭があればドンドンお金が出て行ってしまう、これでは大変だ、と。


週刊誌に出ていた「社長の給料」と区役所の無料税理士相談でもらってきた「累進課税税率表」を見比べてみても、当時、社長の給料として多かった3000万とかの額では最高税率の40%(15年1月以降は45%)かかってくると、税金でガッポリ持っていかれてしまうことがわかりました。
さらに突っ込んで調べたのですが、当時の都内の3LDK新築マンションはだいたい8000万円くらいなのですが、これは税引き後の社長給料では買えないことがわかりました。
これを買うためには、役員なる前の退職金を全部ブチこむというアラワザとワタリ(再就職)で得られる追加マネーをあてにしたシニアキャリアを乗り切らないと、野村のマンション「プラウド」とかはゲットできないわけです。
30年以上の心血を注いだ現役生活のアウトプットが、うまくいっても区分マンションひとつかい?戸建ひとつも買えんのんかい?と。
収入と支出を紙に書き出して色々調べてみたら、普通にやっていたら、収入が支出をうわまることはかなり難しいことが見えてきたわけです。


当時(今でも?)の日本社会では、大学出てサラリーマンになるのは、一般的な生き方とされていましたが、サラリーマンやっていくうえで前提ルールとなる「累進課税」というシステムについて、自分はどこでも教わっていないことに改めて違和感を感じました。ただ自分が無知で知らなかっただけかも知れませんが(笑)。
また、そんなことは何も知らずに、人生を賭けた労働力投入のために毎日満員電車に突撃してくるサラリーマンが多数いますが、
「この人たち、このルールをみんな知らないのだろうなー」と思いました。
むむむ・・・。次回に続きます(笑)。。