Labのモデレーターである大越さん@コッシー と日本在住の唯一のマスター オブ ワイン、大橋健一さんが主宰するワインサロン「The Wine Station(以下、TWS)」のリアルイベントで、三陸の牡蠣の産地を訪問しました。日本各地から僅か14名の参加枠を勝ち取ったワイン好きが盛岡駅に集合し(現地集合/現地解散は大人の遠足の基本だと言えます😉) 一路、牡蠣🦪の産地を目指します。
ちなみに今回のメンバーはワイン講師、大手輸入会社さん、ワインバー経営者などプロが大半で、純粋な愛飲家は3-4名(そのうちの一人はディプロマ(WSET lev3のさらに上)を取得しているプロより詳しいかもしれない人)という、ツワモノ揃いな構成でした。
↑左から、地元出身でスペインやポルトガルからのワイン輸入を手掛けるうみねこ醸造代表の岩間さん、我らが大尊敬する大越さん、ひとり飛んでMW大橋さん
訪れたのは三陸山田湾。岩手県最大の牡蠣の産地だそうです。港から見ると一面に養殖用の牡蠣筏があるように思いましたが、漁師さんの数も減ってしまい、今は震災前の6割程度の筏の数だということ。
養殖場をご案内くださった漁師の中村さんは、うみねこ醸造代表・岩間さんの同級生😆牡蠣だけでなく、ほたてやムール貝、ホヤも養殖されています。
船で筏までクルージングして、港に戻ったらさっそく牡蠣🦪やほたての貝三昧。もちろんワイン好きの集まりですから、ワインは欠かせません🍷
ワインは、うみねこ醸造さんが取り扱うヴィーニョ・ベルデのロウレイロをいただきました。
ちなみに、三陸山田湾の牡蠣は12/17の注文分まで全国送料無料でお取り寄せできるのでとってもお得です。
宿に戻ってサウナ🧖♀️を満開した後は、地元のお店を貸し切ってのディナータイム。こちらでも地元食材を使った特別メニューに合わせて大橋さん、大越さんが厳選したワインを堪能。魚介が中心なので自ずと白ワインが多くなり、しかも海よりの産地のものがラインナップ。大越さんがしょっぱい白ワイン、表現されていたのが印象的でした。
今回、この地を最初のディスティネーションclose plantedの場所に選んだ理由は、復興が進んだ今だからこそ、三陸の恵みを食べて応援できるからだとおっしゃっていました。
私自身、震災後すぐの夏、気仙沼に海開きのボランティアで伺いましたが、その後しばらくは訪れる機会はありませんでした。今回訪れた山田町は三陸鉄道の沿線にあります。きれいな駅舎や整備された道路は、あまりに整然としていて、便利かもしれないけど、地元の原風景は変わってしまったのだと思うと複雑な気持ちになりました。
それでも、震災を契機に地元に戻って来た人たちがここで商売を始め、それを定着させている様子に触れることは、有意義な気づきがある機会でした。
牡蠣もワインも素晴らしかったし、何より震災から10年たった今、この地に来る機会を作ってくれたことに感謝する遠足でした。
次の遠足が今から楽しみです🍷
オマケの朝ラー
#ワイン
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