ホリスティック薬剤師のたかみーです。

先月のオンラインセミナー&オフ会からかなり時間が空いてしまいましたが、セミナーでお話しした内容のまとめ&資料を皆さんにシェアさせて頂きます!



●そもそも、「ホリスティック」とは?

「ホリスティック(Holistic)」という言葉は、ギリシャ語で「全体性」を意味する「ホロス(holos)」を語源としており、現在では「全体」「関連」「つながり」「バランス」といった意味をすべて包含した言葉として解釈されています。unnamed.jpeg 11.27 KB
ただ単に健康診断などの数値ばかりで判断するのではなく、「身体・心・魂」など、全体的な健康を目指すこと。

人間が本来持つ「自然治癒力」を高めること。

治療の主体は医師や医療従事者ではなく、あくまでも「患者自身」。(医療従事者はあくまでもサポーター)

西洋医学や東洋医学、ハーブやアロマ、栄養学、その他にも世の中には様々な治療法・相補代替医療が存在するわけですが、それらを柔軟に良いところどりして、その人にとって1番ベストな治療を行う。

病気を否定的に捉えるだけでなく、その中で自分自身と向き合い、より深い充実感のある自己実現を目指していく。

などなど、ものすごく深い意味があるんですよね。tops1.jpeg 92.15 KB

●コロナ予防対策
・新型コロナウイルスの特徴
・ウイルスに対する免疫力
という内容でお話させて頂きました。

ワクチン接種も進んできていますが、100%防げるとは言い切れないので、やはり最終的には自分自身の「自然免疫」をいかに強化するかが大切になってくると思います。

【「自然免疫」を強化するためのポイント】
・鼻はウイルス防御の最大のバリア。口呼吸ではなく、鼻呼吸を意識すること。
・自律神経のバランスを整える。規則正しい生活を。(コロナうつにも関連あり)
・ビタミンC、ビタミンD、亜鉛、プロバイオティクス・プレバイオティクスなどの栄養素を意識して取り入れる。
・粘膜のバリア機能を高めるために、「衛気(えき)」を補う、玉屏風散(衛益顆粒)や補中益気湯などの漢方薬も効果的
4484022_s (1).jpg 34.02 KB
●夏バテ予防・ケア対策(東洋医学的な夏の養生法)
①身体だけでなく心にも影響を及ぼす、「暑邪」に注意!
夏は「暑邪(しょじゃ)」により体内に熱がこもることで、「心」と「小腸」に不調の起こりやすい時期。

「心(しん)」は"循環器系”と"精神面”に関わるため、機能が低下すると、動機や息切れ、イライラ、不眠などを感じやすくなります。また、「小腸」は"食物の消化・吸収”に関わるため、機能が低下すると、食欲不振や軟便・下痢などの不調にもつながります。

【「心」や「小腸」を補う食材】
・ゴーヤや緑茶などの「苦味」の食材
・トマトやなつめなどの「赤色」の食材

【体内にこもった熱を冷ます食材を取り入れる】
・ゴーヤやトマト、スイカ、きゅうりなどの夏野菜
・南国の暖かい地域で育った食材、生の食材(ローフード)
・緑豆、ペパーミント、レモングラスなども「清熱系」の食材

※体の熱を冷ますのは大切ですが、冷たい飲食物のとり過ぎは胃腸の冷え、消化・吸収力の低下につながってしまうので、体を温める効果のあるネギ・生姜・ミョウガ・大葉などの「薬味」を活用するのもオススメです。


②「気力の消耗」を回復することも大切
夏は暑さでも体力が消耗しますし、東洋医学では、汗と一緒に「気(生命エネルギー)」も消耗することによっても、疲労感や倦怠感、食欲不振などの不調が起こりやすいです。

【「気」を補うための養生法】
・「気」を補う食材:肉類、えび、うなぎ、鶏卵、山芋、蜂蜜
・早寝早起き、十分な睡眠、昼寝をする、無理しすぎない
・食欲が無い場合は、お粥や甘酒などの消化しやすいものを

【夏バテ・熱中症対策でよく使う漢方薬】
・生脈散(気を補う「朝鮮人参」+脱水しがちな体に潤いを与える「麦門冬」+気や水分の漏れを防ぐ「五味子」)
・体にこもった熱を発散させる「牛黄」+気を補う「朝鮮人参」


③脱水症状にならないように水分補給を
・水分だけではなく、ミネラルの補給も忘れずに!
・酸味をプラスすると「収れん作用」によって余計な発汗を防げる。
・一気にガブガブ水分をとっても、吸収しきれず、体全体に行き渡らない上に、「のどが渇いた」状態の時には、すでに脱水状態になっているので、のどが乾いていなくても少量ずつ、こまめに水分補給を心がけましょう。

【とり過ぎに注意したいもの】
・「利尿作用」のあるカフェインを含む飲み物(コーヒーや緑茶など)、アルコール類(アルコールを飲む際は、お水も一緒に飲むのが◎!)
・清涼飲料水や炭酸飲料、アイスなどに含まれる「糖分」のとり過ぎも脱水症状を起こしやすくなるので注意!

5197976_s (1) (1).jpg 44.06 KB
●紫外線予防・ケア対策
・肌の老化の約80%を占めるのが、年齢を重ねて生じる自然老化ではなく、太陽光線による「光老化」。
・太陽光線を適度に浴びることで、骨を丈夫にしたり免疫上で役立つビタミンDが皮膚に合成されて、健康維持に役立つが、長時間無防備に浴びてしまうと「肌の光老化」だけでなく、皮膚ガンや白内障などの疾患のリスクにも。
・目から紫外線が入ることでも、メラニン色素が活動化してシミを作りやすくなるので、外出をする際にはサングラスを。
・日焼け止めは、紫外線だけでなく、ブルーライトや可視光線、近赤外線などもカットしてくれるものだとパーフェクト!(ブルーライトなどは紫外線よりもより肌の奥深くまで届くため、たるみなどの原因になる可能性あり)
・光老化・眼精疲労の予防に、併せてブルーライトカットのフィルムや眼鏡などもオススメ!
images.jpeg 6.46 KB
【紫外線対策のインナーケア】
・ビタミンA:皮膚や粘膜を丈夫にし、肌に潤いを保つ(ニンジン、カボチャなどの緑黄色野菜、うなぎ、レバーなど)
・ビタミンC:メラニン色素の働きを抑えて、シミ・ソバカスを防ぎ、コラーゲンの生成を促進する(野菜や果物、ローズヒップ)
・ビタミンE:血行や肌のターンオーバーを促進(ナッツ類、アボカド)
・ビタミンB、ポリフェノール:抗酸化作用
・ヨクイニン(ハトムギ):肌の水分代謝を促進し、余分な老廃物の排出・衰えた肌のターンオーバーの正常化。
・桂枝(シナモン):皮膚表面血流を促進、余分な老廃物の排出を促進。
※シミやそばかす、クマ、生理痛が気になる方、冷えのぼせのある方には、全身の血巡りだけでなく、水分代謝を促す生薬も配合された「桂枝茯苓丸」などの漢方薬も◎

【日焼け後のアフターケア】
⒈しっかり炎症を鎮静させる
日焼け後の肌は、軽いやけどをした状態と同じ。紫外線によって炎症を起こしているので、まずは冷やしてほてりを鎮め、炎症の進行を止めましょう。

⒉たっぷり保湿
油分が多いものよりは、水分をたっぷり補給
※アロエベラのジェルは水分量も多く、保湿効果、抗炎症効果、皮膚修復・皮膚細胞の生成を促進、色素沈着予防なども期待できてオススメ!
※「抗炎症作用」のあるカモミールやラベンダーなどのハーブウォーター、クレイなども◎

⒊肌のターンオーバー・メラニン排出を促す
・血流改善:炭酸、桂枝(シナモン)、ゴツコラ(ツボクサ)
・水分代謝改善:クレイ、ハトムギ
・ビタミンACE 、B、ポリフェノールなど

【私の個人的にお気に入りの日焼け止め】
・ルアモ(ドイツのオーガニックブランド「ロゴナ」が手がけています♪)
紫外線だけでなく、ブルーライトカットなどの可視光線、近赤外線などの波長もすべてカットできるのに、ナチュラルな成分で作られてお肌にも優しい、乳液感覚で1日中使える日焼け止め。
ルースパウダーの方も同じように紫外線だけでなく、ブルーライトや近赤外線までカットできて、なんとSPF50!!お化粧の仕上げや化粧直しにもオススメです!


136C81A8-2307-4D61-9D8B-ACA8207DE71F.jpeg 5.56 MB
・チャントアチャーム UVフェイス&ボディプロテクター
赤ちゃんや敏感肌の方でも使える、刺激が少なく、乾燥しにくい日焼け止め。デイリー使いにおすすめ♪

・サンゴに優しい日焼け止め
「珊瑚の白化」の原因となる、オキシベンゾンやメトキシケイヒ酸エチルヘキシルなどの成分を含まず、成分もナノ化されていないので安全性も高く、保湿美容効果のあるナチュラルな成分が60%以上でできていて、容器もプラスチックフリー!
使用感はかなりベトっと重めですが、お肌にも海にも優しいので、マリンスポーツやリゾート旅行へのお供にはオススメです♪
BE193FBC-D5E5-4EEF-9AAB-933B7E8FA391.jpeg 3.85 MB
セミナー当日使用した資料の方も添付させて頂くので、ぜひ少しでも皆さんにお役に立つ情報があれば幸いです!