第十二弾は、税理士法人を母体に、事業承継やM&A、企業価値を高める経営コンサルティング、企業投資をメインに活動されている土橋裕太さん(@どば/土橋裕太  )さんにお話をお伺いしました。
今までのお仕事の変遷から、仕事で大切にしている価値観、そして今後、成し遂げられたいこととは?

株式会社M&Aコンサルティング     代表取締役 土橋裕太さん

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外資系企業を経てスタートアップベンチャーの立ち上げに参画。girlswalker.com の初代プロデューサー、コンテンツ・システム・イベントなどの責任者として神戸コレクションに協賛し、株式会社Style1の代表取締役としてIPOへのチャレンジや完全成功報酬型のコンサルティングで活躍。現在は税理士法人を母体に、事業承継やM&A、企業価値を高める経営コンサルティング、企業投資をメインに活動。株式会社M&Aコンサルティング の代表取締役を務める。 Honda Business Lab.



―まず、最初に土橋さんの現在のお仕事の内容について教えてください。
   
    現在は、グループ会社に会計事務所のある事業承継やM&Aの仲介事業の経営をしてます。会計事務所は、グループ会社なので資本提携しています。M&Aの業界において、会計事務所、税理士や会計士がいる方が安心というのが分かりやすくあります。なので、その会計事務所がいつからあるかというところが他社との差別化の上で重要なポイントになっています。
    会計事務所は2005年に設立、M&A事業部をスピンオフという形で、分社化したものが今の会社なんです。なので、前身は会計事務所のM&A事業をやってて、これもっとビジネスになるよね。と思ったので、会社を分けたのが今の形態です。
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    会計事務所に関していうと、これは創業者が別で、僕のビジネスパートナーが立ち上げました。今のM&Aコンサルティングについては、2019年の4月になります。
    自分が参画したのは途中からでなのですが、そこの会計事務所の株主でも経営者でもなくて、自分の後輩がやっていたんです。ある大きなM&Aの支援をその会計事務所の会計士と一緒にやったというのがこの会社のきっかけです。

外資系企業、ベンチャー企業、起業、個人コンサルタントとしても活躍してきた多才なキャリア

―お仕事ではいくつかの変遷があると思うのですが、最初からお伺いさせてください。

    最初は大手企業で、次にゼイヴェルというベンチャー企業。現在は権利が変わり、その会社自体は残っていなくて、新しい会社になってしまったんですけど、東京ガールズコレクションを主催した事で、結構グーッとIT企業として伸びていった会社になります。その後は自分で起業して、所謂、資金調達をして、上場を目指すというチャレンジをしました。実は、会社が空中分解した過去があります。その原因は、共同代表で同率株主の相方が大きな病気になってしまったことでした。大株主である会社のキーパーソンが病気になってしまうと、会社の経営に支障が出るんですよ。外部にも株主がいたので、その人がその立場でいると会社経営ができなくなってしまったんです。

    そこでは結構もめてしまって、最終的には、外部株主でもある事業会社とベンチャーキャピタルから自分が株を買い取って、従業員は知人のIT企業に振り分けて、その会社を清算したときに、1億程度の借金が残りました。社員を雇うというのはちょっと疲れてしまったので、上場しているIT企業などのコンサルを個人でして、何とか借金を完済する事ができました。
    それでまた疲れちゃったので、しばらく1人でゆっくりコンサルをしていたら、シンガポールに本社のあるベンチャー企業の後輩経営者から、日本支社の代表をやってくれという依頼がありました。事業がとても面白そうだったんで、そこで社員のいる会社に入って経営を再開するという意味で、社会復帰しました。ただ、結果的にそれも会社売却したんです。なので、役目が終わったということで退任し、少しゆとりがあったので、その後トライアスロンを始めました。

    トライアスロンをやっているときは、本当に軽くコンサルしてるぐらいでした。コンサルしている中で後輩から会社の売却をしたいという相談を受けました。結構大型の商談になりそうだったので、今うちの会社の役員でもある会計士の太田さんと一緒に2年かけて売却の手伝いをしました。これは日経新聞にも載っているんですが、売却額が100億円ぐらいになったんですね。
    そこで感じた課題が多くあってので、ビジネスチャンスになるんじゃないかなと感じ、会計事務所の事業部を切り出して、M&Aコンサルティングという会社で事業を本格的に始めました。それからちょうど4年経ったという感じです。

*大型の商談:2018年にクロージングした    ヘアーサロン「Agu.hair salon」売却
https://agu-hair.com/
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO27582260R00C18A3TJ2000/


―最初に上場のチャレンジをされていた会社、その後にシンガポールに本社がある会社の業種もITになるのでしょうか。

    最初の会社の業種はITになります。その後のシンガポールが本社の会社の業種は説明が難しいのですがブランドビジネスですね。シンガポールの会社は、「satisfaction guaranteed Japan(サティスファクションギャランティードジャパン)」。
    自分で起業して資金調達してっていうのは、株式会社Style1という会社です。
それ以外の会社は、コンサルで関わった会社、エンジェル投資家として、出資していたりする会社になります。

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―個人でコンサルをされていたときのコンサル先は、どのような企業だったのでしょうか。
   
    IT部門を強化したい、ITに関わるコンサルというかんじでした。なので、ITをもっと強化していきたいというレコード会社もあれば、化粧品やっているけれどIT全くやってませんみたいなところもありました。サービス提供という意味では、IT軸です。けれど、IT会社もあれば、非ITもありました。分かりやすい名前で言うと、三井物産や日本コロムビア、DMMやミクシィもコンサルして、20社ぐらいありますね。
    IT以外の共通点としては、新規事業が多かったかな。

―業界を変えてお仕事をされる中で、そこに共通する考え方はあったのでしょうか。

    やっていくうちに変わっていったんですけど、例えば、最初は「こういったITに関わる新規事業をお願いします」という形で、向こうのチームとうちのチームでブレストしながら新規事業を考えていくことだけで終わっていました。ただ、経験と実績を積み上げるなかで、自分が関わる新規事業で売上も自分のネットワークで作れるなと。
    例えば、コンサルで月に300万もらいます、ミクシィの新規事業でこのサービスやります、と言ったときに、取引先とかのイメージがつく、且つ、その取引先の決裁者を知ってるという状態だったんです。アイデア、新規事業のプロジェクトを作るだけではなく、その先の売上も持ってこれるという状態だったので、依頼してくれた会社にとってこの300万円が安いんですよ。最終形としては、レベニューシェアでコンサルをしました。結果的に、新規事業のプロジェクトから事業部となり、既にコンサルは終えていますが、現在も売上の一部を毎月頂いています。
    このような取り組みから、このサービスを提携してもらうこと自体先方にも意義があり、売りつけて終わるということはなくて、双方にとってニーズマッチするということを意識してたかなと思います。

仕事・プライベートで大切にしている価値観

―たくさんのお仕事を経験されるなかで、大切にされていたことはありますか。

    そうですね。ネゴシエーションで販売するっていうことのないように、社長決済だから契約するということではなく、結果的に一番良いサービスを充実させたという感はあります。今の仕事のM&Aもそうなんですけど、1年後、3年後にも、この取り組みよかったねって言って貰えるよう意識していました。
    例えば、販売商品になる広告のシステムとかについても、自分ももっとこうしたほうがいい、ああしたほうがいいと、改善案は出して、結果的に業界では一番いいっていうものに仕上げていきました。あるものを押し売りはしないです。いいものを押し売りはします(笑)。自分の信用と名前が汚れちゃうんで、そこはこだわっていました。
    土橋さんがいいって言ってたのに。。というのは、もうこれは絶対NGなんです。ダメでしたっていうことのないように、ただただ販売っていうことではなく、いいものに改善をして販売をしていました。

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―多くのプロジェクトに参加される中で、仕事を受ける基準はありましたか。

     嫌な仕事は受けてなかったので。経営者なのか、部長なのか、課長なのか、会社によってコンサルする事業の責任者が違うじゃないですか。なので、この人だったらっていう人軸はあったかもしれないです。その人の部下だったら多分こんな感じっていうのは想像できるし、結果をだして出世させてやるかと(笑)。
    言葉で表現するとしたら、1つは方向性ですね。それと仕事に対しての取り組み方。
熱心とか、素直とか、そういう言葉も当てはまってきます。

WinWinは意識していて、今考えると、M&Aもそういうふうにやってるかもしれません。
売り手買い手という意味で、そこは繋がってるなというのは感じています。

―プライベートでも老若男女問わず、たくさんの方とネットワークを広げられている印象ですが、人付き合いで意識されていることはありますか
   
    仕事以外だと、そうですね、パーソナリティーを見ますね。価値観が結構大きいかもしれないです。価値観があえば、居心地が一緒じゃないですか。
    極論言うと「喜怒哀楽」じゃないでしょうか。楽しいことが同じく楽しく思えたり、もっと細かく世の中、趣味だったり、食事だったりってあるけど。さっきも居心地って言ったように、怒るポイントだったり、笑うポイントだったり、じゃないですかね。それは、悲しいポイントや楽しいポイントも含めて。
    ナオさんと一緒にいても、結局、同じで、食事とかよく行くんですけど、高い安いじゃなくて、ロケーションも含めて雰囲気いいよねっていうところはすごく共感します。共感できるところが結果的に価値観なのかなって思います。

    それって結局、それはやっちゃダメでしょみたいなのもあるじゃないですか。これやり過ぎでしょとか、そういったのも含めてですね。ちょっと一緒にいたくない人っていますよね。この人と一緒にいたら事故るっていうか、居心地悪いみたいな。そういう人とはなるべくいたくないですね。エネルギー吸われそうな気がして。エネルギーを与えること、ギブは僕全然いいんです。ただ、時間も含めて取られるのが嫌なんですよね。搾取されるというか。与える分にはいいんですけど、奪い取られる感の感じる人にはなるべく近寄らないようにしてます。もうすぐ遠くに行きます。

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めざすは、金融の、事業承継のエコシステム作り

―これからの10年20年、仕事、プライベートで取り組んでいきたいことはありますか。

    今、結構、仕事にコミットしてやってるので、仕事軸というところで言うと、3年から5年を目標に、今の会社を中心にしたグループ会社を設立するということを考えています。現在でいうと、会計事務所とM&Aのアドバイザリー会社があるのですが、M&Aって、会社売却が完了した最後に報酬を頂きます。それ以降、実は接点がなくなることが多いんです。ただ、実際は売却するまで1年ぐらい伴走してるので、経営者とは関係値がある程度は築けています。なので、アフターM&Aに対してのサービスっというのを、創業当初から考えていました。
    もっと具体的に言うと、資産運用としては、独立系のファイナンシャルアドバイザー業(IFA)っていう、所謂、証券会社みたいな仕事です。あと、事業承継のファンド。IFAをやることで、イグジットして資産が増えた方向けのサービスとしては、ファイナンシャルアドバイザーかなと思っています。金融商品を買ったり売ったりといったことですね。

    弊社の目指す事業承継ファンドは、イグジットした人たちから資産をお預かりして、後継者が不在で事業承継のニーズがある会社を買収します。で、今まで培った弊社のノウハウを提供できれば、想像以上に会社を成長させられると思います。それにより、会社のステージに沿って新たな株主に売却する事も考えられる事かと思います。そんなことで、金融の、事業承継のエコシステムっていうのを作りたいなと。

    会計事務所、M&A・事業承継の仲介会社、IFA、事業承継ファンドと会社単位でグループ化していくと、赤ちゃんから墓場までじゃないけれど、経営者に対しての充実したサービスというのがこのグループでできるんじゃないのかなと考えています。
    ひとつのグループ会社の中で循環させていけるようなエコシステムの構築にチャレンジしたいと思います。

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そういうのをここ5年、なるべく3年でというふうに考えています。それをひと通り終えたら、自分自身も経営者として第一線からは手を引いて、ナオさんのように複数拠点を移動しながらいろんな人を会って活動したいと思います。余生は、どこの老人ホームに入るか問題ですね。もう本当あれですよ。老人ホームの拠点を回りながら過ごしていく(笑)。近所の老人ホームで(笑)。出会いを楽しみながらですね、老人ホームでマッチングサービス作ろうかなと。やっぱり仕事ですね(笑)。

――プライベートではいかがですか。トライアスロンは今はお休みされていますが、過去には、アイアンマンにも挑戦されていたと思います。

    プライベートも、そうですね、複数拠点をというのは1つあります。
    やっぱりこの仕事をしてすごく面白いと思うのは、人との出会いなんですよね。決裁権持っている方がだいたい社長、且つ、大株主なので特にオーナー社長との出会いが非常に多いんです。今年自分は50才となりますが、年下の経営者もいれば、日本の社長の平均年齢って63歳なので、目上の先輩がいっぱいいるし、高度経済成長期を支えてきた社歴のある会社の二代目、三代目となると70代、80才に近い経営者の方と今お仕事もさせていただいています。そう考えると、自分は起業してまだ20年なんだと感じさせられます。
   
    目上の経営者の方は深みが違うというか、プライベートを削ってまでも会社のために、社員のために一生懸命やってきた経営者っていっぱいいて、その40年50年の歴史の集大成としてお手伝いしてるので、ただ会社を売るじゃなく、会社の歴史も僕らは把握しないと、いい買い先というか、資本提携先には届かないし響かないんです。   
    そういった意味で、刺激を受けてる毎日だから、今はどうしても業務がありますが、もっともっといろんな人だったり経営者に会えるような活動を増やしてゆきたいですね。いろんな会社の決算書を毎日見ているので、業種をみると、だいたいビジネスモデルなどが見えてくるんです。ここで売上立てて、ここで儲けますみたいな。そういうのを見るのが大好きなので、地方もそうだし、海外にもそんな出会いを求めて意見交換をしていく中で、自分の持っている経験知がもっと生かせるんじゃないのかなと思っています。それは、仕事にも近いんだけど、楽しいというふうに思います。
   
    コンサルをやっていたときの、いろんな人をくっつけて面白いことをやるというのもそうだし、今はM&A軸ですが、そうじゃなくてもやっていきたいというふうに考えています。じゃないと、年取っちゃうんですよね。出会いがなくなると。
いいことも悪いことも、刺激が必要じゃないですか。
    ナオさんの活動を見てると、ナオさんは、フーディーとして「食」というのが軸があるので、近い部分にはなると思うんですけど、自分も軸について考えています。

学びの多かったトライアスロン、その魅力とは?

    トライアスロンも経営者が多くて、一緒にいろいろな練習したり、プライベートの話をしたり、仕事の話をしたりというのが、すごく面白くて、それが1つの醍醐味だったと思います。どちらかというと、レースそのものじゃなく、レースに向けての半年前からの調整だったり、実際レースを迎え、レース中にはトラブルがあるけど何とかゴールして、レース後みんなでお祝いして、また今度みんなで出ようみたいな。
   
    海外だったら1週間一緒に行って、同じホテルでレース前まで一緒に調整したり、何か手伝ったり、レース中は、みんながゴールできるように応援したり、助けたりっていうところであって、1週間も一緒にいれば、やっぱりすごく人と近くなるスポーツだと思うんですよ。ゴールできない人もいるけど、レースが終わったらみんなで打ち上げして、ああじゃないこうじゃないみたいなことをお酒飲みながらみんなでお祝いするっていうのは、なかなか他の競技としてもないですよね。しかも、大人になってから。

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    アイアンマンに限って言うと、1日が長い。なので、必ずどこかでトラブルが出てるんですよ。スコールが降る、パンクしました。ちょっと足が攣りそうとか。それを超えてみんなゴールしてくるので、一晩では語り尽くせないんですよね。そこがすごく面白い。
    天候が大きく影響するので、出場する年でも全く違うレースになるから、それぞれの年の思い出っていうのは絶対出るんですよね。大人の修学旅行的な面白さっていうのがあるので、トライアスロンは人と近くなるという意味で、すごいいいなって感じてます。一方で体に悪いんで絶対やめたほうがいいです(笑)。
    すみません、ちょっと熱が入っちゃいました。嫌いなスポーツなんで (笑)。
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世界観に影響を与えてくれる場所    それが Honda Lab


―HondaLab.入って2年ちょっと、変化したこと、よかったことはありますか。

    変化は、実はないかもしれない。逆に言うと、みんなに触れ合えたのが楽しかったぐらいで、変化ということではないかもです。
    どっちかというと入ってよかったこととして、1つは、ナオさんを起点に人の繋がりがあるというのがHondaLab.で、共感できることが多い方とたくさん会えている、すごくナオさんの世界観を感じられたかなと思います。ちょっと憧れもあるので。

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     朝ランには息子も何回か連れて行ってますけど、息子にもちょっと影響があって。あんなおっさんというか(笑)。イケオジ。イケオジじゃないですか。だから憧れ。その影響もあって息子も『レバレッジリーディング』を読んでるんですよ。

    彼も自分の影響を受けて育っているので、最終的には経営者だったり、人が大好きなので、その仲間の中でビジネスやっていきたいなという中でナオさんの存在は、影響を与えてくれています。まだ高校3年生なんですけど、ランニング行くと、ナオさんも喋ってくれて、たまに、一緒に走ってね、ランニングフォームいいじゃんとか言われてて、ちょっと喜ぶみたいな(笑)。同じことを親が言っても聞かないけど、ナオさんが言うとスッと入る、やっぱりかなり影響力があります。それは分かりやすく、ナオさん、かっこいいな、また会いたいなみたいなかんじです。ちょうど今、高3なんで受験を頑張るというふうにもなっていますね。受験が全てじゃないけど、これからの選択肢を増やすためにも、今やれることを一生懸命やっています。

―もしHondaLab.に入ろうか考えている方がいたらどんなことをお伝えしたいですか。

    やっぱりリアルなナオさんと一度話してもらいたいっていうのを感じますね。これは、入ってる人で、まだナオさんと話してない人にも伝えたい。
    FT(FirstTuesday)とかで会うことで、普段メディアでしか見れてないナオさんとリアルナオさん、何が違うのかっていうところを感じてもらいたいかな。

    自分自身で言うと、前から知ってたから、身近な面識のあるイケオジ、ちょい悪、強面な感じだったんですね(笑)。でも、話すと優しいし、判断が早く、ビジネスマン。経験豊かだから、ドライじゃなくてね。もともとシティバンクなのに、今、金融出身って、絶対見えないじゃないですか。僕もコンサル受けてますけど。そのギャップ感っていうのはすごいなって思いましたね。金融出身なわりには、全然数字の話は出てこないです。左脳っぽい仕事をやってたんだけど、今結果的にもっともっと感覚、感度高い仕事をしてるじゃないですか。
    なので、一言が重いというか。深い。それはやっぱり直接話すとわかるかな。取材でメディアとかにもよく載っているけど、あんな長く喋らないじゃないですか、普通。当然、そういう取材だからちゃんと作り込まれる。直接話すというのが、人生におけるターニングポイントになり得るかなと思います。

    自ら入らないと、このきっかけは向こうからやってくるわけじゃないから、ちょっと試食してもらいたいです。実食してもらいたいです。リアルナオさん。メディアとかで書いてある言葉がよりスッと入ってくるような気がする。理解できることも、同じことを言っても、やっぱりリアルナオさんの圧を感じてもらいたいです(笑)。圧、圧を感じてもらいたい(笑)。自身の世界観に影響を与えると思います。
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―最後に、HondaLab.の方たちへメッセージをお願いします!

    1つ思っていたのは、ナオさんとも話したことがあるんですけど、僕は経営者が多いグループでもあるビジラボにも入っています。なので、プロジェクトとしてラボの中で事業が生まれていったら面白いかなと思っています。
    ナオさん起点で集まっているメンバーで、みんなバラバラな仕事をやっているので、会社じゃないにしても、プロジェクトとして、ビジネスチャレンジっていうのもやってみたいと思います。あまりリターンを求めずに。
    ビジネスじゃなくてもいいけど、みんないろいろな才能を持っているので、1つにまとまったらどうなるのかなというところはいつも感じているところです。なかなか難しいと思いますけどね。



今回の「Honda Lab. SPOT LIGHT」でも、お仕事の話、価値観、トライアスロンから、Honda Lab.のことまでたくさんのお話を伺うことができました。土橋さん、貴重なお話をありがとうございました!

今後もHonda Lab.メンバーへのインタビューを実施していきます。お楽しみに!


interview ・Text by  @@みぃ
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