皆さん、「羊肉」と聞いたらどんなイメージが頭に浮かびますか?私の中では、独特の匂い(香り?)と、ゴムっぽい食感と、油っぽい印象の「ジンギスカン」のイメージが頭に染み付いていて、どちらかというと食べることを避けてきた食材。今まで生きてきて食べた回数は片手で数えられる位かなぁと。
そんな中、@NaoさんがLab.内でメンバー@Haruさんが経営されている羊肉専門店「羊Sunrise」さんを絶賛されていたので「うーん、グルメ中のグルメのNaoさんが言うのなら。実験♪♪」と昨日お邪魔してきました。今回はそのレポを書きたいと思いますので、しばしお付き合い頂けると嬉しいです。
羊Sunrise:私は今回サイトから予約しましたが、Haruさんにご連絡した方が日時の選択肢は多そうです。
(※1ヶ月前に予約したので、昨日のLab.のオンラインオフ会の日に丸かぶりしてしまいました。お店からzoomで@Haru さんとチラッと入ったのですが、気づかれなかったかな^^)
⏬オーナーの@Haruさんと♡
今回は、①羊Sunriseさんの「羊肉」を食してみての感想
②Haruさんからの学び
③スタッフさんからの学び
の3本立てでお送りします。
<①羊Sunriseさんの「国産羊肉」を食してみての感想>
最初に羊肉のユッケをいただいて、もう感動!!冷凍ではなく、牧場からチルドで運ばれてきたその新鮮な羊肉は、牛のユッケと言われても分からない位、柔らかくて最高に美味しくて、あっという間にお腹の中に消えて行きました。。
そして、続いてHaruさんやスタッフさん直々に焼いていただいた、国産のとっておきの3種の羊肉。
うーん、私が「羊肉=ジンギスカン」から持っていたイメージの「匂い・ゴムっぽさ・油っぽさ」が全くなくて、「匂わない、柔らかい、お腹にもたれない油で後味が残らない!ヘルシー。」に概念が上書きされた感覚です。一緒に行った家族も「美味しい、美味しい」と大絶賛。ナチュールのワイン(自然派ワイン)ともとっても相性が良くて、いくらでも食べられちゃう位。
⏬ほのかにピンク色で、柔らかい〜。
ここで、@Haru さんから教えていただいた羊産業の豆知識をいくつかご紹介。
★「国産羊肉」って流通している量が他の牛・豚・鶏と比べて桁違いに少ないんですね。日本全国でも14000頭位、しかいないとHaruさんがおっしゃっていたかな。だからお値段は他の肉と比べると、ちょっとお高め。(因みに、国産和牛は約170万頭位、と言うからどれだけ羊ちゃんの存在が貴重か、が分かります。)
★羊肉は人類が最も古くから食べている肉。だから宗教上羊肉を禁止しているところはなく、誰もが食することが出来る肉みたいです。オリンピックイヤーには、きっと羊肉レストランは引っ張りだこじゃないかな、と。
★日本に羊が入ってきたのは、第一次世界大戦頃。元々軍服用の縫製用に連れてきたのが始まりで、日本に入ってきて歴史はまだ浅い。そして、かつて軍服を縫製していた工場があった地域では羊肉が今もよく食べられている。(Haruさん、こんな感じで合ってるかな?)
★羊の油は本来とてもヘルシー、で他の肉と比べても胃もたれしない。油っぽいのは、冷凍して鮮度が落ちてしまったもの。
★羊産業は他の畜産業とは違い、全農・農協のような組織に守られておらず、農家が孤立しやすい。(横のつながりがない)
他にも色々伺いました。勉強になりました。
⬇︎昨日の一押しの国産羊肉
⬇️全てスタッフさんが丁寧に焼いてくださいます!
<②Haruさんからの学び>
上述の通り、「羊肉」は言うまでも美味しかったのだけれど、実は何よりもHaruさんの「羊への想い・羊愛」に惚れてしまったなー、と言うのが今回の正直な私の気持ち。「羊肉」を食べに行ったつもりが、それどころか「羊に惚れ込んだ@Haru さんの想いに触れて、一緒に夢を応援したい!と言う気持ちになっちゃった」と言う感じ。この記事、是非読んでみてください。
https://www.wantedly.com/companies/sheepsunrise/post_articles/250626
あんなに熱く羊への想いを語る人、きっと日本にそういないんじゃないかなぁ。世界中でも、もしかしてあまりいないかもしれない。
羊に出会って、脱サラし、一軒ずつ北海道やオーストラリアの羊農家の門を叩きながら、一軒ずつ取引をさせてもらうようになっていった過程の話や、食肉以外の羊の毛皮を無駄なく大事に扱うために、それらを使ったアパレルを近々立ち上げると言う話や、孤立している羊農家の横のつながりを作るなど、羊産業を良くしたい!という熱い想いの話を聞きながらふと思い出したのは、
「未来を妄想する力」
「日々どれだけ楽しむのか」
「生きていることが遊び」
「接点がなくてもアプローチする!」
「断られても単に恥ずかしいだけ」
そう、これは10/24にLab.で企画された、『Honda Lab.ゲストトークLIVE GLAMOROUS co.,ltd.代表/デザイナー 森田 恭通さん』から伺った言葉のフレーズでした。Haruさんもやってることが一緒。幸せに生きるための法則は同じなんだなぁと。Haruさん、クラウドファンデンングも応援させてもらいます!!本当に、色んな気づきをいただきました。ありがとう!!
<③スタッフさんからの学び>
@Haru さん曰く、スタッフさんの殆どは、同じ地元の茨城ご出身の方ばかりだとおっしゃっていたけど、皆本当に楽しそうに働いていらっしゃって、お店の中の活気がヤバイ!そして私のテーブルを担当してくださったスタッフさんは、なんとお客さんとしてこの店に来たらいつの間にかここで働いていた・・・と言う方で、お店が本当に好きな様子でした。リーダーがあんなに楽しそうに働いていたら、スタッフは勝手に幸せになっていくんでしょうね。それをこの目で見させていただきました。それにしても、忙しいのにスタッフの方との関係性もしっかり築いておられて凄いなぁ、Haruさん!
Lab.の皆さん、良ければ今度企画させていただくので、今度一緒に羊Sunriseに行きませんか?