こんにちは!フードライター・カオリンです。

メンバー自己紹介前に、「べランディング鳥幸」おいしい実践レポ!


話遡ること5月中旬。どうしても焼鳥が食べたくなって。お庭で七厘。
鶏肉に串を打ち、庭にある七厘を使って炭を熾し、チャレンジしてみたが大失敗。
まず、YouTubeなど事前知識なしってのが、アカンかった…。
例えば、ねぎま。鶏もも肉を使うなら、ネギは厚みある白ネギに限る。
あるいは、もも肉でなく首肉にしときゃぁよかった。
肉のポーションも、串を打つ順も何もかもミスった。
焼鳥屋の主人がこの画像見たら「カオリン、間違いだらけ」と思うでしょう(笑)
しかも、円形の七厘だと、まんべんなく火が通らない。
串元は「アッツイ!」ってなるから、お助けのアルミホイルまで登場だ。

小さめの身から串を打たなかったのもアカンかったなー。
切り分ける肉のサイズも小さかった。
だから焼き上がりが随分と縮こまった。
いやはや、焼鳥屋さんの仕込みのご苦労、串打ちと焼きの技に、感服です。
実践してみて、その大変さが分かりました。

インスタの家飯備忘録(@writer_kaorin_cooking )で
唯一載せなかった、おウチで焼鳥失敗画像でした…(笑)


お家でリベンジ焼鳥したいしたいと思っていた矢先。
飲みの大先輩・本田直之(@naohawaii )さんに教えてもらった
【べランディング鳥幸セット】 が、私のハートを掴んだのだ。


「鳥幸」の説明は言うまでもないが
首都圏やニューヨーク、大阪などで8店舗展開する焼鳥の名店。
銘柄鶏の焼鳥5種10本に(もも、手羽、せせり、砂肝、ぼんじり)
部位に合わせた薬味や調味料、ハケやタレ用容器まで付く。
しかも。しかもだ。


鳥幸オリジナルの焼き台付き!
これはめっちゃありがたい。
べランディング、ではなく猫の額ほどの小さなお庭で
ナチュールなワイン飲みながら、
Zoom打ち上げ参加しながら、
焼鳥スタート!


部位に合わせた「薬味5種」がいちいち素晴らしい。
柚子胡椒/京都・原了郭の黒七味/イタリア産 トリュフ塩/
特製 燻製塩/超粗挽き 黒胡椒。

そして「味付け調味料」は、
特製チャコールオイル/オーストラリアの焼塩/鳥幸特製タレ。
小技がきいてるわー。
しかもだ。焼鳥に炭の香りを纏わせる「特製チャコールオイル」ってのが
仕上がりの風合いを左右する。炭火を使ったかのような香り、ビックリ。



それぞれの焼き方はYouTubeで教えてくれる。実にありがたいし
動画は短く、的確でわかりやすいから、すぐトライできた。
https://www.youtube.com/channel/UCgsSI5cKjEFFw774-oG1OPw



リベンジは焼きだけでなく、Let's Tryな串打ちにも。
野菜は白ネギのみの、ほぼ鶏肉(笑)
じっくり焼鳥と向き合いたかったから。



夕暮れ酒は、ラングドッグ地方のナチュラルワイン
Domaine de L'Arjolle (ドメーヌ・ド・ラルジョル)
「Brut de Cuve 2109」。メルロー&グルナッシュ。
軽快なタイプでいて、すごくバランスいい。
軽やかさとジューシーさを併せ持ち、くいくい…どうにも止まらない。



まずは、「伊達鶏」もも肉(右)と、
「はかた地どり」せせり(左)を。

「伊達鶏」もも肉はむっちり、柔らかでいて歯ごたえがあるというか。
その独特の食感ありつつ、肉のコクと旨み強いわ。
2本目は、特製のタレにくぐらせて、仕上げの焼きを施していただく。



「はかた地どり」せせりは、チャコールオイルを両面に塗り
カリッと香ばしい焼き色をつけて、仕上げにトリュフ塩。



Zoom打ち上げのトークにのめり込み(汗)
せせり、1本目は少し焼きすぎたけれど、中はジューシー、清々しい脂の甘みが響く。
チャコールオイルの炭的ニュアンス、トリュフ塩の芳しさが堪らんかった。


アルザスの大御所、ジェラール・シュレールへと続く、至福…。
「Riesling Cuvée Particulière Gérard Schueller et Fils」



途中、近所の肉屋で買った鶏もも肉を挟む。
下処理も串打ちもまだまだやけど、この焼き台さえあれば色々、
応用できるのが嬉しいね。



「伊達鶏」手羽を撮影し忘れたのだが。皮バリッ、身はブリンブリン。
その歯ごたえ、噛むほどに溢れ出るジュのクリアな旨みが堪らんかった。
「はかた地どり」ぼんじり・砂肝も、YouTbueの焼き方チャンネルみて実践!
めっちゃ上手いこと焼けました(笑)
ぼんじり。迸る脂の旨みったら!
砂肝は、清々しい風味。程よい弾力も。
前回の失敗の悔しい思い、やっとリベンジできた。


こんな感じで、焼鳥を焼きながら、
Honda Lab「ゼロ期5月」のZoom飲み会しながらトークしながら、
一部始終、撮影しながら、ワイン煽りながら、ドタバタ(笑)
美味しすぎる楽しい打ち上げでしたw


串の位置、逆だけど…。大成功でした!

いやー、家deエンジョイ焼鳥。
飲みながら、焼きながらめっちゃ盛り上がる。
しかもこの焼き台、脂が落ちても煙がブワッと立ち上がることほぼなかったので
べランディング、というだけあり、ベランダでトライするのも気持ちよさそうだし
窓など開けて換気しながら家の中でも楽しめそう。


そして私が、共感したのは
この【べランディング鳥幸セット】が生まれた経緯だった。
コロナの影響で、その甚大な被害は、飲食店はもちろん生産者にも。
行き場を失った銘柄鶏を、自宅で楽しもうという、
「鳥幸」の生産者支援プロジェクトでもあるのだ。

今後も「鳥幸特製 焼鳥ミールキット」を通販購入したいと思う。
しかも、この焼き台さえあれば、
別の生産者の地鶏を購入し、串打ちするのも面白いし。
家で焼鳥っていう楽しみを教えてもらえたし
あの焼鳥失敗談がウソのよう(笑)

そして。
焼鳥屋の焼き手が創り出す味と技ってのは、本当に素晴らしい。
身をもって感じました。


大好きな焼鳥を「家で」「外で」味わい、生産者にエールを送ります!
鳥幸さんの生産者応援にも繋がるという試み、

超微力ながら応援したいなと思う。



~お家飲みをもっと楽しく「べランディング鳥幸」 生産者支援プロジェクト始動~
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000036.000017961.html