こんにちは!

SNSのマーケティングをしておりますTsuzucleです。

私たちはインスタグラムの運用を通じて商品・サービスの魅力を伝えたり、マーケティング活動を行っています。
その中で知った、ビジネスにインスタグラムを活用する魅力をご紹介します!

今日のテーマはインスタグラムの機能についてです。

こちらのテーマ、少し長いので、インスタグラムの成長フェーズと、実際のインスタグラムの機能について分けて紹介していきたいと思います。

前編である今回は、インスタグラムの成長フェーズについて紹介していきます。

いきなりですが、インスタグラムを活用したいけど、「どう活用したら良いのか分からない」「インスタグラムの機能は一通り使ってみたけど、うまくいかない」とお悩みの方も多いのではないでしょうか?

他のアカウントでやっているからという理由でプレゼント企画をやってみたり、インスタライブをやっていたり、、、というアカウントも多くありません。

なんとなくで運用していると、インスタグラムのフェーズと機能を理解しているユーザーとかなり差がついてしまします。

このタイミングで、もう一度アカウントの目的を確認した上で、このnoteを通じて、フェーズごとに効果的な機能があることを今回は紹介します。

是非、自社のアカウントの運用に役立てていただければ嬉しいです。


♦目的に合わせて、機能を活用しよう!


ところで皆さん、何のためにインスタグラムを運用しているでしょうか?
先ほど述べたように何となくになっている人、多くありますか?

そこで、まずは自社のアカウントの目的を確認しましょう。

購買に繋げることがゴールとしている小売業界もあれば、認知が取れないことで競合に負けてしまっているサービス業界のアカウントもあると思います。

また、同じレストランのアカウントだとしても、とにかく多くの人に足を運んでもらいたいところもあれば、席数が少なくサービスにこだわりたいため、少人数の大人にターゲットを絞りたいなど、様々です。

ですので、まずは、インスタグラムを通じて、どういう客層に対して、どのような価値提供をしていきたいのかをしっかり考えていきましょう。

次にマーケティングの考えの中で重要になってくるのが、下の図になります。

この図は、顧客になりそうな可能性が高ければ高いほど、量が少ないことを示しています。

未開拓ユーザーから、一つ一つ顧客の質のレベルをステップアップさせ、商品を買ってくれるような既存顧客に結びつけるのかが鍵になってきます。

そのために、インスタグラムというツールはかなり有用です。

先ほど考えた目的との現状のフェーズとの差を考えてどのようなアプローチを取るのかを考える必要があります。

インスタグラムでは、現在、①潜在顧客の獲得、②リードの獲得、③顧客の成長の3つのアプローチを行うことができます。

それぞれのアプローチにおいて、どのような機能が大事なのかを次にまとめました。

①潜在顧客の獲得
まだそのサービス自体を知らない人に対して、その人の目に映るようにアプローチをすることで認知を広げていきます。

・投稿機能、リール機能
インスタグラムはTwitterなどのSNSに比べると、拡散力は少ない一方で、インスタグラムの独自のアルゴリズムによるレコメンド機能が素晴らしく、おすすめの表示によって得られる認知が非常に多いです。

そのため、いかにユーザーに受けそうなコンテンツを出していくのか、またレコメンドされやすいコンテンツなのかを研究していくことにより多くの認知を獲得することができます。

②リードの獲得
将来購買してくれそうな客に成長させていきます。

インスタグラムのアカウントからの体験価値を高めることで、他のアカウントとの差別化になり、自分のアカウントのファンにすることができます。

・ストーリー機能、ライブ機能
これらはフォロワーからのレスポンスをもらいやすい機能がついています。

ストーリーでは、アンケート機能やクイズ機能、コメントボックスとが使えますし、ライブではコメント機能を介してリアルタイムでやりとりができます。

自らDMで質問を投げることはかなり障壁が高いですが、こちらから質問を投げかけることによって、ユーザーはより簡単に反応することができるようになります。

③顧客への成長
インスタグラムのアカウントから外部のショッピングサイトへの導線をスムーズにすることで、衝動買いをしやすい状態になっています。

・ショッピング機能
今までのネットショッピングのあり方として、この商品を買いたいと思ってAmazonや楽天で購入をするという目的買いが主流でしたが、インスタグラムでいいなと思ったものが直接買うことができるようになり、インターネットでも衝動買いができるようになったというのが画期的でした。

インスタの投稿の写真に直接買い物のタグがついているので、欲しいと思った時に外部のショッピングサイトに繋げ、簡単に購入まですることができます。

①潜在顧客の獲得
見込み客となる可能性の高いユーザーのことを潜在顧客と言います。

一般のマーケティングにおいてもそうですが、まずは潜在顧客の獲得のために、

顧客の需要を考える必要があります。

インスタグラムの投稿では、ユーザーが求めている情報をコンテンツとして出すことでリーチするユーザーをある程度コントロールすることができます。
それ以外にも、より多くに人に見てもらうために、ユーザーがよく見る時間帯に出す工夫だったり、多くの人に検索されるようにユーザーがよく調べるハッシュタグなどをつける工夫などによって、より多くのユーザーにリーチすることができます。

多くのアカウントでは、東京のフォロワーが多いのですが、関西のグルメを紹介しているのメディアでは、ここまで関西圏だけの人を囲うことができるのです。

このように、獲得したいユーザーに特化したコンテンツを用意することで、きちんとターゲットを集めることができるのが、この段階の特徴だということができます。

②リードの獲得
リードとは見込み客のことで、潜在顧客よりも購買の可能性が高い客を指します。

リードの獲得のためには、フォロワーとのコミュニケーションを積極的に図る必要があります。

一方的に、投稿を通じて、こちらのサービスをずっと宣伝しているのでは、ユーザーも飽きてしまいます。

コミュニケーションを通してフォロワーの体験価値を高めることによって、より自社のアカウントのサービスなどに興味を持たせることができるのです。

そうすることによって、企業側は、フォロワーの悩みに訴求するようなPRができたり、今後の商品開発に生かしたりすることができますし、

ユーザーも悩みを投げかけることでより自分の悩みに合わせたサービスを提供してくれるようになるので、Win-Winの関係を生み出すことができるのです。

逆に、フォロワーが少ない段階でこのような企画をやってもいまいち盛り上がらず空回りで終わってしまうケースは少なくないので要注意です。

また、この段階でのプレゼント企画は非常に有効だと考えています。

コミュニケーションを経て、フォロワーが自社のアカウントに期待を寄せている時期になりますので、ここでプレゼント企画をすることはファンになりかけたユーザーをリードにしていくことに繋がります。

③顧客への成長
最後は顧客への成長になります。

商品を売ることが目的のアカウントにとって、収益に繋がらなければ意味がありませんからここが大事になってきます。

通常インスタグラムの投稿ではリンクを貼ることができませんが、ショッピング機能の審査さえ通れば、リンクのついたショッピングのタグをインスタに埋め込むことができます。

それによってシームレスな買い物を実現しており、購買機会の増加をすることができます。

全ての土台が整ってから行うからこそ、きちんと購買に繋がっていきます。
すなわち、購買客に繋げるフェーズは最終段階になるのです。

◆まとめ
最後まで読んで下さりありがとうございます!

インスタグラムには顧客との距離を縮めたり、潜在顧客にアプローチすることもできる機能が充実しています。

今一度、自分のアカウントのフェーズを見直し、それぞれの機能を目的に応じて使い分けて、最大限の効果を引き出せるようにしていきましょう。

さて、次回は、今回の後編になります。各機能の活用事例なども紹介していきますので、是非そちらもご覧ください。