今週こはハードな1週間でした。東京をスタートして、浜松、福岡、沖縄、福岡、東京、そして金沢へとやってきました。


思いっきり寝坊して、飛行機に乗れずに陸路で金沢を目指しましたが、なんとかほぼ予定通りに金沢に到着できました。


それにしても京都からの特急サンダーバードは、週末を北陸で過ごすウキウキした女子旅の人をたくさん乗せています。仕事モードと観光モードのギャップを感じつつ、向かい合わせに座席を向けて大きな声で話に花を咲かす女子たちの声を聞きながら、手元にあるYahooニュースで今日のコロナ感染者に目をやれば、コロナ感染者が減らないのも頷けます。


今回の目玉は、社会福祉法人 佛子園が経営する「シェア金沢」の視察です。



もともと1960年、行善寺というお寺で孤児や障害者を受け入れたことがきっかけで、この事業なら原型が始まったのだそうです。


シェア金沢のコンセプトは「ごっちゃ混ぜ」なコミュニティーを目指して、高齢者や障害者と、地域に住む健常者とが共生できる「ひとつの街」を作り上げることにあるのだそうです。


10,000坪の敷地に、障害を持った児童や高齢者向けの住宅、学生向けの格安賃貸住宅などが存在しています。


核となる建物には、障害を持った人たちがそれぞれ仕事を持っており、お蕎麦屋さんのキッチンでの調理やホールで配膳などもしています。


お蕎麦や食事も、安くて美味しい、蕎麦を実際にうって作っているから、コシあって美味いです。


温泉もあって、地域の方達には無料で開放しているのだとか。ひと家族ごとに名札があって、入浴するときには裏返すのだそうです。


もちろん一般の人にも開放していて、銭湯と同じ料金で入れます。もちろんここでも、障害者の方たちが一生懸命に仕事をしています。


街の中を歩いてみれば、ランドリーとか。


フットサルコートとか。


売店とか。


カフェとか。(これは外部の会社が運営)


ここでジャズライブとかもやっているそうです。


ガイア自然学校という、児童向けの遊びと学びの場もあります。小学校がすぐ隣にあって、学童保育の子達も学校が終わると、ここへ来るそうです。


あとは、アルパカが住むミニ牧場とか。


多種多様な働き方で、それぞれが得意なところで活躍をしています。


とにかくすごいのは、思いついて実行するパワー。新しい取り組みは、普通ビビってしまいますが、これだけの大きなプロジェクトを推進している佛子園の理事長がすごいです(今回はお会いできませんでしたが)


ほとんどのケースで、近隣に障害者施設が来ると地域住民から反対意見が上がるのだそうです。もちろんこのエリアも、同様なことがあったそうです。しかし、地域を巻き込み試行錯誤しながら運営をしているようですが、職員の皆さんもそれぞれ意見を出しながらチャレンジしているようです。


あと、ただの施設となると無機質なデザインが多いのですが、ここはデザイン性も高く(さすが金沢)、まるでキャンプ場かグランピング施設のような、また室内空間もとても素敵です。



不動産に関わる仕事をしていますが、老若男女分け隔てなく、こんな感じで「ひとつの街」を形成しているのは初めて見ました。何十億掛かっているのかわかりませんが、意義のある仕事をしたいなぁと、改めて感じました。


ちなみに、今回は直接職員の方にご案内頂きましたが、見学は日本旅行さんが請け負っているようです。日本全国から見学者がたくさん訪れているようですので、ぜひ一度ご覧になってはいかがでしょうか。温泉や食事だけでも楽しいですよ!



ちなみに、金沢はこの時期、香箱カニが最高ですね。2ヶ月弱、限定でしか食べられない「雌のズワイガニ」です。


この身の下に、内子と外子がぎっしり詰まっています。

毎年この時期に金沢に来ていますが、やっぱり最高です。