中小企業経営者15,000人のメルマガ読者を持つ
『がんばれ社長!』の経営コンサルタント
武沢信行氏がこう書いてくれました。
●こんにちは、武沢です。「孤独のグルメ」は私の好きな番組。一人飯の機会が多いので私も主人公・井之頭五郎のように知らない店に飛び込んでみたいが、まずは口コミサイトの評価をチェックしてしまう。井之頭はガラケーなのでそもそも口コミ情報を調べようがない。それでいて、店選びで外れがないのだから、創作話とはいえ気持ち良い。五感を頼りに店を選ぶアナログ人間の魅力が井之頭五郎にある。
●だが、それは個人の嗜好の話。世の中は確実にデジタルトランスフォーメーション(DX)している。デジタルを押さえないとビジネスが立ちゆかないと言ってよい。ネットの口コミ対策に無頓着なお店は、やがて新規客の集客で苦労するようになるだろう。
●そこで、今日はDX経営の本をあなたにご紹介したい。3月25日(木)の発売日前に増刷がかかり、間もなく二度目の増刷も決まっている本である。私は発売前のゲラ刷りを読んだ時から「スゴい本が出た」と思った。
●著者の伊藤社長が「がんばれ!社長」の読者であり、Zoom講座も受講していただいているから応援している部分もある。だが、そうした関係性を抜きにして、今年上半期のベストビジネス書が本書であると私は思う。
2021年5月12日
本当に、2度目の増刷が決まりました。
4月発行で『3刷』で、1万部突破です。
(※発行部数10100部)
★DXで生産性最大化、少数精鋭で高収益!
地域No.1工務店の「圧倒的に実践する」経営
(伊藤 謙著、日本実業出版社)
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短期間でたくさんの方に読んでいただき、
本当に感謝しております。
それと同時に、
中小企業の課題が明確に見えました。
デジタルトランスフォーメーション(DX)
この言葉だけがものすごい勢いで世の中に広まり、
「じゃあ、どうすればいいの?」が抜けてます。
大企業と中小企業では、
全くDXの取組み方が変わります。
「DXに失敗しないために」どうするかを、
まとめて書いていきます。
DXに失敗する3大要因
自分が実践してきて失敗した経験をもとに、
失敗した要因を抽出しました。
❶ツール導入ありき
❷トップと現場の温度差
❸個のPCスキル不足
これで圧倒的に失敗しました。
❶ツール導入ありき
『Pardot』という営業ツール導入に、
大失敗しました。
初期費用:約100万円
月額費用:約15万円×2年分
これだけコストをかけたのに、
全く効果を出せなかった...。
『Pardot』がダメだという話では
決してありません。
「ツール導入ありき」という発想が、
ダメだったのです。
ツール導入ありきの発想の口癖は、
「このツールをいれれば解決する」
です。
正しくは、
「ツールを使えれば解決する」
です。
使えなければ何も意味がありません。
この失敗から、
ツール導入の基準が変わりました。
・実際使えるかどうか?
・自分じゃなくても使えるか?
・どれぐらい時間を配分できるか?
・使わないで問題を解決できないか?
全てYesじゃないのに導入すると、
圧倒的に失敗します。
『レバレッジ・マネジメント』(東洋経済)で、
本田直之さんは次のように言っています。
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「仕組み化に欠くことができないITの知識も、常にインプットする努力をしたほうがよい。『専門知識だから、システム部に任せておけばよい』と言って放っておいてよいのは、大企業の経営者だけだ。パソコンが苦手という理由で逃げていては、会社の効率化という重要な経営判断を放棄していることになる。」
常にITを勉強していない人こそ、
「ツール導入ありき」に気をつけるべきです。
❷と❸については、
また別の機会に書かせていただきます。
毎日オンラインで切磋琢磨できる経営者仲間。
「Honda Business Lab.」があったからこそ、
書籍出版やDXを実現してきました。
「人生は壮大な実験だ!」
という本田直之さんのコンセプトに共感し、
DXに興味ある方はぜひFacebookメッセージを
お待ちしております。